ここまでの記事で、四柱推命の言葉(十干十二支・五行・通変星・十二運)にふれてきました。
「だいたいわかった。でも——結局、自分のはどうやって出すの?」
そう思っていた方、お待たせしました。この記事では、あなただけの「自分の地図」=命式(めいしき)の作り方を、順を追ってやさしく説明していきます。
むずかしい計算は道具にまかせて大丈夫。まずは「どんなしくみで作られるのか」をいっしょに見ていきましょう。
🌙 この記事を読むと
- 命式を作るのに「何が必要か」がわかる
- 四柱推命ならではの暦「節入り」の考え方がわかる
- 年柱・月柱・日柱・時柱の決まり方がイメージできる
- むずかしい計算なしで、自分の命式を出す方法がわかる
命式とは、生まれた年・月・日・時の四つの柱(年柱・月柱・日柱・時柱)をならべた表のこと。一本の柱は、上に十干(天干)、下に十二支(地支)がペアで入っています。
つまり命式を出すとは、「生まれた瞬間を、四柱推命の暦に翻訳する」作業のこと。むずかしそうに聞こえますが、ルールは決まっているので、順番にたどれば必ず出せます。
まず用意するもの
- 生年月日(西暦)
- できれば 生まれた時刻(時柱を出すのに使います)
生まれた時刻は、母子手帳に書かれていることが多いです。わからなくても、年・月・日の三本だけでかなり読み解けるので、安心してください。
大切な前提 ── 四柱推命の暦は「節入り」で変わる
ここが、ふだんのカレンダーといちばん違うところです。
四柱推命では、1月1日で年が変わるのではなく、「節入り(せついり)」という季節の境目で暦が切り替わります。これは二十四節気(にじゅうしせっき)という、太陽の位置をもとにした昔ながらの暦です。
ここがポイント
- 1年の始まりは「立春」(だいたい2月4日ごろ)
- 立春より前に生まれた人は、暦の上では 前の年として数える
- 月の境目も、毎月の「節」で切り替わる
たとえば2月2日生まれの人は、まだ立春前なので、命式の上では「前の年」として扱います。ここを間違えると命式がまるごと変わってしまうので、いちばん注意したいところです。
節入りの日付は年によって1日ほど前後します。各月の節と、だいたいの日付は次のとおりです。
※正確な節入り日時は年ごとに変わります。「節入りの日に近い」「月初め・月末に生まれた」という方は、対象の年で確認すると安心です。
いちばんかんたんな出し方 ── 無料の命式作成ツールを使う
四つの柱のうち、日柱(生まれた日の干支)だけは手計算がとても複雑です。60日周期を昔の暦からたどる必要があり、ここは正直、道具にまかせるのが賢い方法です。
そこでこのサイトでは、生年月日と生まれた時刻を入れるだけで、あなたの命式を自動で出せる無料ツールを用意しました。
🌙 ▶ 無料 命式作成ツールを開く
生まれた日と時刻を入れるだけで、四柱(年・月・日・時)の干支・蔵干・通変星・十二運・五行のバランスがすぐにわかります。むずかしい節入りの計算も、立春前生まれの「前年」への切り替えも、ツールが自動でおこないます。
まずはこのツールで「自分の四つの柱」を出してみる。それがいちばんの近道です。
もっとくわしく ── 手で計算してみたい人へ
「しくみを自分で理解したい」という方のために、各柱の決まり方も載せておきます。ここは読み飛ばしても大丈夫です。
年柱
生まれた年の干支です。ただし立春より前なら、前年の干支にします。
月柱
- 月支は、上の「節入りの目安」表のとおり、生まれた月の節で決まります。
- 月干は、年干から「五虎遁(ごことん)」という早見で導きます。
寅月の干支を出発点に、卯・辰…と十干を順に進めれば、その月の月干がわかります。
日柱
生まれた日の干支です。前述のとおり計算が複雑なので、無料の命式作成ツールや万年暦(まんねんれき)で引くのが実用的です。
時柱
- 時支は、生まれた時刻で2時間ごとに決まります。
- 時干は、日干から「五鼠遁(ごそとん)」という早見で導きます。
※夜23時以降の「子の刻」を、その日のままにするか翌日にするかは、流派によって考え方が分かれます。深夜生まれの方は、両方の命式を見てしっくりくるほうを参考にする、という向き合い方もあります。
さいごに ── 地図ができたら、いよいよ読み解きへ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
命式の出し方を整理すると、こうなります。
- 命式は 年・月・日・時の四つの柱でできている
- 四柱推命の暦は 「節入り」で切り替わる(立春が年始)
- 立春前生まれは前年として数えるのが最重要ポイント
- 日柱は計算が複雑なので、無料の命式作成ツールにまかせるのが近道
自分の四つの柱が出せたら、いよいよそれを「読む」段階です。次の記事では、出した命式から蔵干(地支に隠れた十干)や通変星・十二運を読み取る、命式の見方の基本に進んでいきましょう。
あなただけの地図は、もう手の中にあります。焦らず、一歩ずつ読み解いていきましょうね。
よくある質問
生まれた時間がわからなくても、命式は出せますか?
はい、出せます。時刻がわからない場合は時柱を空けて、年・月・日の三本の柱で読み解きます。それでも性格や運の傾向は十分に見えてきます。出生時刻は母子手帳に記載されていることが多いので、もしあれば確認してみてください。当サイトの命式作成ツールにも「時刻がわからない」チェックがあります。
2月生まれですが、年は前年で数えるのですか?
立春(だいたい2月4日ごろ)より前に生まれた場合は、命式の上では前の年として数えます。立春の正確な日時はその年によって前後するため、2月初めごろ生まれの方は、対象の年の立春を確認すると安心です。当サイトのツールは、この前年補正も自動でおこないます。
自動計算ツールと手計算で、結果が違うことはありますか?
基本のしくみは同じなので、大きくは変わりません。ただし、節入りや深夜生まれ(子の刻)の扱いで、ツールによって結果が分かれることがあります。境目の日時に生まれた方は、複数のツールで見比べてみるとよいでしょう。